
グラスゴーを拠点とするプロデューサーFernieは、2019年にSync Forwardから『Eugenics』でデビューしました。この4曲入りのデビュー作は、同レーベルの音楽性をよりタフでプログレッシブな方向へと押し広げました。アルペジオを多用したシンセライン、推進力のある圧力、そして4曲を通して単一のムードに収まらないテクノの鋭さが特徴です。その結果、本作は当時のSync Forwardにおいて、レーベルの幅を決定づける作品の一つとなりました。自身の目指す方向性を明確に持ち、それを実現する確かな制作スキルを備えたアーティストの登場でした。